象の背中

G · 平均 2.9 · 2007 · 2時間4分
中堅建設会社の企画営業部長として意欲的に働く藤山幸弘(役所広司)は、主治医から末期の肺がんと告知される。彼には、妻の美和子(今井美樹)と一男一女がある。臨海部にマンションを建設するプロジェクトも進行中であり、コピーライターである悦子(井川遥)という恋人もいた。いっさいの延命治療を拒否することを心に決めた幸弘は、長男である大学生の俊介(塩谷瞬)にだけ事実を告げる。