親愛なる日記
1時間40分
〈第1章・ヴェスパに乗って〉8月のローマをナンニ・モレッティ(本人)が、ヴェスパに乗って軽快に走る。夏枯れの映画館でイタリア映画を観るが、登場人物の陳腐なセリフに憤慨し、「君たちは勝手に年をとれ。僕はきちんと叫んで、今は栄光の四十男さ」と叫ぶ。古い庶民的な地区で家や町並みを眺めるのは好きだが、ローマ郊外の振興住宅地のこぎれいさには少々嫌気がさす。通りすがりに、なんと憧れのジェニファー・ビールス(本人)と夫のアレクサンダー・ロックウェル(本人)に遭遇。
〈第1章・ヴェスパに乗って〉8月のローマをナンニ・モレッティ(本人)が、ヴェスパに乗って軽快に走る。夏枯れの映画館でイタリア映画を観るが、登場人物の陳腐なセリフに憤慨し、「君たちは勝手に年をとれ。僕はきちんと叫んで、今は栄光の四十男さ」と叫ぶ。古い庶民的な地区で家や町並みを眺めるのは好きだが、ローマ郊外の振興住宅地のこぎれいさには少々嫌気がさす。通りすがりに、なんと憧れのジェニファー・ビールス(本人)と夫のアレクサンダー・ロックウェル(本人)に遭遇。