スクリーム・ガールズ 最後の絶叫

スピアフィッシュという田舎町にあるスーパーで働く、若く美しい女性コリーン（クローディア・リー）は、職場の掲示板に女性の惨殺死体の写真が貼られているのを発見し警察に届け出る。しかし警察は、確証がないと取り合ってくれない。一方、LA在住のファッション写真家ピーター（カル・ペン）は、ブログで同じ写真を見る。ピーターは、女性が死体のように見えるアート写真を撮影することに執着していた。その写真にインスピレーションを受けた彼はスピアフィッシュに向かい、その道中にコリーンと出会う。彼女の陰のある佇まいに惹かれたピーターは、LAで自分のモデルになるように誘う。そんななか、コリーンの親友ジルが誘拐され、彼女を惨殺した写真がコリーンの車に貼られる。不気味なマスクを被った二人組の殺人鬼が、若い女性を次々と誘拐・監禁し、その死に怯える表情を撮り続けた。なぜ彼らは執拗にコリーンをつけ狙うのか？　現実と虚無の境目が曖昧になるなか、この危険な創造活動が迎える結末とは……？