罪と罰(2012)

G · 平均 3.0 · 2011 · 1時間50分
正義感が強く、善悪には厳しい性格で東西署では有名な刑事の松江伝作(ガッツ石松)は、妻・幸子(田中由美子)と2人の子供・遼(太賀)と円(平岡夢菜)と4人で幸せに暮らしていた。しかしある日、幸子が遼に殺されるという事件が起こる。犯罪者の父であり、被害者の夫となった松江は、責任を取って刑事を辞職する。1年10か月後、刑期を終え出所した遼は、身柄引受人の山田弁護士に預けられる。「人間の欲望には善と悪がある。導き方次第で必ず善人になる」と語る山田のもとで、更生の道を順調に進んでいたと思われていた遼だったが、脳の病気と母親を殺害したトラウマから、罪なき女性を次々に殺害していく。息子の更生を信じ、今まで以上に遼と向き合おうとする松江だったが、葛藤の末ある決断を下す。