テキサス・チェーンソー ビギニング

R18+ · 平均 3.2 · 2006 · 1時間30分 · ホラー · スリリング
1939年、一人の赤ん坊が食肉処理工場で生まれた。生まれながらに肢体の不自由な子は包装紙に包まれ、直ぐにゴミ容器の中に捨てられた。たまたまゴミを漁っていた女に拾われた子はトーマスと名付けられ、女とその夫が暮らすヒューイット家で育てられる。トーマスは6歳のときから、動物を殺して解体するなど異常性が際立っていた。やがて9歳から食肉処理工場で働き始めた彼は、30歳のとき工場が閉鎖された衝撃から工場長をハンマーで殴り殺してしまう。住む土地に異常な執着を持つヒューイット一家は、捜索に来た地元の保安官まで殺害する。こうしてヒューイット一家の殺戮が始まった。ベトナム戦争のさなかの1969年。徴兵に悩む18歳の青年ディーン(テイラー・ハンドリー)と、その兄で既にベトナム経験のあるエリック(マット・ボマー)。それぞれの彼女であるベイリー(ディオラ・ベアード)とクリッシー(ジョーダナ・ブリュースター)を伴ってのテキサス縦断旅行の後で、ディーンは戦争に行く気がないことを兄に打ち明けようとしていた。