評決のとき

R15+ · 平均 3.5 · 1996 · 2時間29分 · ドラマ · 法廷
ミシシッピー州の街カントン。黒人労働者カール・リー(サミュエル・L・ジャクソン)の10歳になる娘トーニャが2人の凶暴な白人青年にレイプされた。トーニャは一命は取り留めたものの子供の産めない体になってしまい、復讐を誓ったカール・リーはマシンガンを持って裁判所に出向いて二人を射殺。この時、傍らにいた保安官助手ルーニーも重傷を負った。人種差別が根強く残るこの街では黒人の白人殺しは特に不利だったが、若手弁護士のジェイク(マシュー・マコノヒー)は、苦労を覚悟でカール・リーの弁護を引き受ける。やり手の検事バックリー(ケヴィン・スペイシー)は対決の相手が新米のジェイクと知って、自信満々の笑みを浮かべる。ジェイクは法律学校時代の恩師ルシアン(ドナルド・サザーランド)を訪ねる。彼は法曹界を追われてからは酒浸りの日々だったが、今でもジェイクの最高の師だった。裁判が始まった。ジェイクは血気盛んだったが、バックリーは手ごわかった。