アメリカン・ギャングスター

R18+ · 平均評価 3.4 · 2007 · 2時間37分 · サスペンス · ドラッグ
1968年、ニューヨーク。地元住民たちに慕われていた黒人ギャングのボス、バンピー・ジョンソンが急死。彼に長年仕えてきた運転手、フランク・ルーカス(デンゼル・ワシントン)は、今後は自分のために生きることを心に誓う。まもなくフランクは、東南アジアから麻薬を安価で手に入れて売りさばくビジネスを考えつく。タイから軍用機で運んだヘロインは、“ブルー・マジック”のブランド名で、ハーレムの麻薬市場にセンセーションを巻き起こした。ビジネスの成功を確信したフランクは、故郷のノースカロライナから家族を呼び寄せ、最愛の母親(ルビー・ディー)に豪邸をプレゼントする。その頃、私生活のトラブルを抱えながら司法試験の合格を目指していたニュージャージーの刑事、リッチー・ロバーツ(ラッセル・クロウ)は、賄賂に汚れていない者のみを部下にするという条件で、新たに設立された麻薬捜査班の責任者を引き受ける。彼は、かつての相棒ジェイ(ジョン・オーティス)の命を奪った“ブルー・マジック”の供給元を突き止めようと調査を開始。