おかえり、はやぶさ

G · 平均 2.5 · 2012 · 1時間54分
2003年5月9日。“小惑星イトカワのカケラを拾って地球に持ち帰る”という、成功すれば人類初の快挙となるミッションを帯びて、鹿児島県内之浦から、小惑星探査機“はやぶさ”が打ち上げられた。このプロジェクトには、プロジェクトマネージャーの江本智彦(大杉漣)のもと、若手スタッフとしてエンジニア助手の大橋健人(藤原竜也)、新人理学博士の野村奈緒子(杏)らも参加していた。同年12月。“はやぶさ”が順調な航行を始めた頃、打ち上げから5年半を経過した火星探査機“のぞみ”が、度重なるトラブルと故障のため、プロジェクトを終了。火星に辿り着くことなく宇宙に消えた。