君へのメロディー

G · 2010 · 1時間38分
木下トキヤ(佐藤永典)は病院を訪れ、窓から外を見ていた記憶喪失の女の子・紺野ユウ(岡本玲)と出会う。ユウのことが気になったトキヤは、彼女を街へ連れ出す。しかし、車から流れてきた音楽を聴いたユウは、涙を流して動けなくなる。トキヤの高校時代からの親友・シュン(佐々木喜英)は、高校時代に一目ぼれした彼女を想い続けていた。その話をずっと聞いてきたトキヤは、シュンの想いを後押しする。数日後、トキヤはユウに会うため、病院を訪れる。しかし彼女は、すでに退院していた。ユウが、記憶の障害を持つ人たちがリハビリを兼ねながら働く施設に移ったと聞かされたトキヤは、その施設に行く。しかしユウは、トキヤを素っ気なく追い返そうとする。それでも諦めないトキヤを見た施設のオーナー・瀬良(小木茂光)はトキヤに声を掛け、施設の手伝いをするよう告げる。トキヤは施設の仲間の桐谷(渋江譲二)、長谷川(落合恭子)、瀬良の妻(霧島レイカ)らと共同生活を営みながら、ユウとの距離を縮めていく。トキヤとシュン、それぞれの恋の行方は……。