女々演

G · 平均 2.5 · 2017 · 1時間16分
高校最後の文化祭3日前、突然、演劇部の絶対的ヒロイン・佐々木ひかり(玉城ティナ)が退部した。部に残されたのは4人の“微妙”な女子たち。人望ゼロの部長・本庄沙彩(福原遥)、空回りの体育会女子・藤崎蒼生(矢倉楓子)、風見鶏なインテリ女子・中原胡桃(小野花梨)、演劇部の最終兵器・篠田美紅(齋藤美咲)。ずっとひかりの威光に頼ってきた彼女たちは途方に暮れる一方で、次のヒロインを誰がやるのかということにしか関心がない。だが結局誰も立候補する度胸がなく、ヒロイン不在のままになった演劇部は、部長の沙彩の提案で、無記名投票をすることになる。本音では、誰もがヒロインを演じたいのに、各々自分の役割や全体のバランスを考えて生きてきた女子たち。そんな彼女たちの秘めていた思いが一気にぶつかり合うその投票結果は、衝撃の展開となってしまう……。