単騎、千里を走る。

G · 平均 2.9 · 2005 · 1時間48分
静かな漁村に暮らす高田剛一(高倉健)は、久々に東京に向かう。嫁の理恵(寺島しのぶ)が電話で、剛一の息子、健一(声:中井貴一)が重病で父親に会いたがっていると知らせてきたのだ。しかし、入院している健一は、長年にわたる確執から父親に会うことを拒んでいた。打ちひしがれ、病院をそっと抜け出す高田に、理恵はビデオテープを渡す。テープを再生した高田は、息子が千年以上にさかのぼる、宗教的儀式にまつわる演劇形態の研究をしていたことを知る。