カリブの嵐

G · 平均 3.0 · 1976 · 1時間41分
18世紀初頭、イギリス領ジャマイカは、デュラント総督(ピーター・ボイル)の独裁状態であった。だがそれに対する異分子もいる。リンチ(ロバート・ショウ)率いる海賊一団だ。今日もニック(ジェームズ・アール・ジョーンズ)という若者を処刑しようとした総督の部下フォリー(ボー・ブリッジス)の一隊は、リンチ達にニックを奪われてしまった。このニュースに怒った総督は、独裁に苦言を示した判事の財産没収をフォリーに命じた。財産と共に判事の妻と娘ジェーン(ジュヌヴィエーヴ・ビジョルド)を乗せた馬車は出発した。だが、一行もリンチにより襲われ、財産は海賊船ブラニーコック号へ。御難続きの総督は今のうちに奪い貯えた財宝と共に本国に帰る事にした。が、そこを襲いかかるリンチ達。そして市民達もたち上った。やがて彼らの前に総督が倒れ、リンチはジェーンを抱き、闇の中、ブラニーコック号は旅立っていくのだった。