Gouttes d'eau sur pierres brûlantes

G · 平均 3.6 · 2000 · 1時間30分
1970年代、ドイツ。20歳の青年フランツ(マリック・ジディ)は、街で中年男レオポルド(ベルナール・ジロドー)に誘われ、婚約者アナ(リュディヴィーヌ・サニエ)とのデートをすっぽかして彼の家へやってくる。他愛もない会話が続いた後、ベッドを共にする二人。これを機に、フランツはレオポルドの家で同棲生活を送ることになる。しかしレオポルドはフランツに対して、だんだん冷たい態度を取り始めていく。そんなある日、アナがこの家のベルを鳴らす。レオポルドとの関係に絶望感を抱いていたフランツは、支配的にアナを抱く。初めて性の充実を感じたアナは、フランツにこの家を出るように促すが、彼は中々決断できない。そこに、レオポルドがかつて付き合っていた男性、しかし今は性転換して女性になったヴェラ(アンナ・トムソン)が訪ねてくる。奇妙な空気の中、4人は突然サンバを踊る。そしてフランツは、毒を飲んで静かに死んでいくのだった。