レビュー
レビュー
star3.0
【150分笑いと殺陣のメガ盛り】 主人公の銀時に限らず、今作では他主要キャストが大暴れ。CGふんだんな美しい殺陣に加え、著作権フリー(?)かと思うほどパクリ(リスペクト)の笑いが縦横無尽に。 ◆概要 単行本発行部数5500万部突破の人気コミックの実写映画化『銀魂』('17)の続編。脚本・監督は『勇者ヨシヒコ』シリーズの福田雄一。小栗旬、菅田将暉、橋本環奈ら主要キャストがそろって続投。 ◆ストーリー 原作の「真選組動乱篇」と「将軍接待篇」が融合。内紛に揺れる「真選組」のかつてない危機は、将軍をも巻き込む陰謀へとつながり、江戸中で大騒動が勃発。万事屋と銀時も最大の危機に立ち向かう。 ◆以下感想ネタバレ◆ 今作で1番目立ったのは、ビューティーカットの多さ。殺陣のシーンから、アクションのシーン、銃撃戦に至るまで、CGを使いつつスローで美しく見やすく描かれたものが多い多い。 ストーリーとしては、主人公の銀時をはじめ、より他の主要キャスト達に焦点を当てていた。各人の背景も描きつつ、誰もが見劣りしない役どころとなっていたのは、本作への監督の思い入れの強さも伺える。逆にもっと主要キャストなはずの桂(岡田将生)がほぼチョイ役なのは気になったが…笑 もちろん笑いも満載。将軍のマゲを無理矢理結うシーンには腹を抱えて笑った!今回はより他の著作物をパクる(リスペクトする笑)描写が多かったように感じたけど、それは一作目を経験して製作陣が許可の取り方に慣れたのか笑、そもそもヨシヒコでお手の物なのか笑、福田監督の真骨頂と言えるのかも知れない。 ヘリに飛び乗ってしまう土方や、突如現れて一発退治してしまうエリザベス&桂笑、リアルな殺陣のシーンにハチャメチャな展開が織り込まれるのもこの映画ならではで笑える。 ただ残念だったのは… なんとなく、焦点が定まってないと言うか…。主要キャストが活躍する場面も綺麗に作ってるし単純にカッコイイし、各人の背景も描かれていて感情移入できるのだけど、やっぱり万屋の3人に活躍してほしい。原作未読者あるあるなんだろうけど、各キャラへの思い入れが強くない分、新撰組主軸ではなく、3人が主で活躍してほしいと思ってしまう。
80